Story

第四話『万物は流転する』

映画研究会が幽霊騒動のお詫びにと差し出した古いカメラにハマってしまった奏。
昼休み、「ピクニックに行こうか」とふと呟いた奏の一言で、天文学会一同は学園をこっそり抜け出した。
バスに飛び乗り、行き着いた先は星ヶ丘渓谷。そこは佳織と奏にとって思い出の場所でもあった。
佳織は、岩の上で転んで手首をケガしてしまう。そのことにひどくショックを受けているゆい。
靴を拾うために協力する奏とゆいの姿に、佳織はなぜか胸がざわめくのを感じるのだった…

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